「深夜食堂」と言えば、安倍夜郎氏が描く漫画で、
テレビでもドラマ化されるなど、いち時期流行った
作品です。ストーリーは、深夜0時に開店する不思
議な食堂に集まるお客さんとマスターとの人間模様
を描いています。
実際に深夜に開店する食堂なんてあるのか・・・?
フィクションのようですが、なんと横浜の野毛に、
似たお店が存在します。
それが、「阿武茶゛」(あぶぢゃ)という食堂。
深夜3時に開店し、朝まで営業する『深夜食堂』が
存在します。
角地にあるビルの1階でそのお店はあって、看板も
出ていなければ、ちっと早く行くとシャッターも閉
まってます。深夜3時になると「阿武茶゛」と書い
た白いのれんが掛かります。
中に入るとカウンターがあり、奥には4人ほど座れ
る座敷がある。約15人も入れば満席になるお店だ。
50代の職人風の男性と、さらに高齢の女性が切り
盛りしています。
食堂とはいえ、ビールや焼酎などのお酒も取り揃っ
ていて、丼ものやお刺身も取り揃えているようだ。
全般的に日本食といいますか・・・。
お刺身は、タコ、エビ、マグロ、鯛。どれも新鮮で
非常に美味しいとの評判です。
お客さんのほとんどは、野毛の飲食店の方々。
自分の店が終わると、阿武茶゛に寄ってお酒を飲ん
だり、ご飯を食べて帰るのだそうだ。
午前4時を回るとお客さんも増え、カウンターはほ
ぼ満席状態。お客さんに聞くと店の魅力は「アット
ホームなこと。魚が美味しいこと、癒されるとこ」
とか。深夜の憩いの場となっているそうです。
まさに『深夜食堂』。このような『深夜食堂』は、
野毛に探すと結構あるようです。
横浜で飲んで遅くなったら、立ち寄って始発帰り
も楽しいかもしれませんよ。
◆阿武茶゛(あぶぢゃ)
住所:神奈川県横浜市中区宮川町2-15
定休日:基本的に日曜日が定休日
おおよその営業時間:3:00-8:00