横浜は2020年に向けて、建設ラッシュが続きます。
その中で代表的な工事についてご紹介します。
●ハマスタの増改築
今シーズンは横浜DeNAべイスターズが19年振り
に盛り上がりましたね。実は今年、横浜スタジア
ムの3分の2が「横浜ブルー」になっていたのを
ご存じでしたか?
株式会社横浜DeNAベイスターズと株式会社横浜
スタジアムは、「野球をきっかけに集い、コミュ
ニケーションをとれる場所」を目指す「コミュニ
ティボールパーク化」構想の一環として横浜スタ
ジアム内野席7,000席を改修、オレンジから
球団のメインカラー「横浜ブルー」に変更しまし
た。
また、11月の下旬からは増築・改修工事が起工さ
れました。ライト側に3,800席、レフト側に
2,700席、個室観覧席が600席の合計7,
100席増席されます。
現在稼働している席を一部潰し、差し引いて、6
,000席増席の運びとなります。そのほかエレ
ベーターが8台新設されます。
これで、建築面積は17.850㎡から23,8
00㎡に、延床面積は34,000㎡から46.
000㎡に増築されます。
今シーズンは約200万人が訪れた横浜スタジア
ム。チケットが取れず、ハマスタの外で応援する
ファンが約3,000人にのぼったそうです。
これで、ハマスタ内の応援が増々大盛り上がりす
ることでしょう。
グランドオープンは2020年3月。今後も横浜
DeNAべイスターズの活躍を期待します。
●みなとみらいに「アリーナ」登場
ぴあ株式会社は、三菱地所株式会社が所有する、
みなとみらいの38街区の土地を借り受け、収容
客数1万人規模の大型コンサートアリーナの建設
を着工しています。
ぴあ総研の調査によると、音楽ライブ・エンタテ
インメント市場の規模はこの5年で約2倍に成長
しているとのことで、東京五輪を控えてホール・
会場不足の解消を目指すようです。
アリーナの開業は2020年春予定。
民間企業の単独主導による1万人規模のアリーナ
建設と運営は国内でも初の事例です。尚、38街
区はトヨタジョイパークと日産カーパレスの跡地。
■建設予定地:みなとみらい 3-2
■敷地面積 :12,000㎡
■建物規模 :地下1階 地上4階
■収容客数 :約10,000人(着席時)
■開業時期 :2020年(予定)
また、今後も続々と株式会社ケン・コーポレーシ
ョンが2万人規模の音楽専用アリーナ計画のほか、
アンパンマンミュージアムの移転、株式会社コー
エーテクモゲームスは最大約2,000人収容の
ライブハウス型ホールを含む複合施設の計画があ
ります。
まだまだ、みなとみらいが熱い!