我が家の一員の「ニア」。先日2年の短い人生を
終えました。老衰ならまだしも、短命だったこと
はもとても残念で、後悔の念に駆られます。
もっと何かしてあげられなかったのかと。
原因は腎不全でした。
※腎臓機能の低下で、自力で尿の排泄ができない。
家に帰るとニアはぐったりしていました。
訳も分からず病院を訪ねました。
1件目の病院で余命1~2日の宣告を受けました。
先生の話では一時的な処置は可能だけど、体力や
処置による痛み、精神的な苦痛・恐怖など等、
猫の負担が大きいので、治療はせず、死を受け入
れたほうがいいと言われました。
納得できず、2件目の病院へ。
余命宣告は同じでしたが助かるなら助けたいとい
う気持ちが大きい、処置を優先する先生でした。
ただし、万が一はあるので覚悟は必要との説明を
受けました。
我が家の結論は延命でした。どうしても助けたい。
2件目の病院で処置をしてもらいました。
その日はスムーズに尿を出す処置をして、ニアも
苦しさが和らぎ、元気が出たようで、ひと安心。
次の日は、再度尿を出す処置の後、今後の対応に
ついて先生と話する予定でした。
その当日、先生が尿管に管を通した瞬間、ニアは
意識がなくなり、ぐったりしてしまいました。
急いで心臓マッサージ。
20分続けましたが、静かに旅立ちました。
その時、考えさせられました。
この判断はニアにとって本当に良かったのか?
我が家で自然に亡くなったほうが幸せだった?
ニアにとって苦しいことは解かってたけど、ただ
少しでも長く一緒にいたかったのですが・・・
投稿者 大槻 淳一