帰路に着くため、バスに乗り込み中央扉付近に立
ち、出発を待っていました。突然中央出口の扉が
開き、双子のベビーカーとお母さんが目の前に。
乗務員が降りてきて、中央出口扉の階段付近に設
置してあるスライド式のスロープを引出そうとし
ました。しかし上手くスライドができないようで
断念。乗務員は「すみません、壊れているようで、
スロープが出ないので次のバスをお待ち頂けませ
んか?」と申し訳なさそうに話していました。す
ると、お母さんが、「ベビーカーを持ち上げて頂
くことはできませんか?」と尋ねたところ、申し
訳なさそうに「最近ギックリ腰をやって完治して
なくて・・・」と。すると、そのやりとりを聞い
てた、お客さんのひとりが「俺がやりますよ。」
と買って出ました。ひとりじゃキツイと思い、私
も手伝い、お母さんは無事乗車できました。
バスが出発し私は目的のバス停で降ようとすると、
「私の仕事を代わりにお手伝い頂き感謝しており
ます。ありがとうございました。気を付けてお帰
りください。」と乗務員のお礼の言葉が聞こえた。
投稿者 神奈川県 男性