雨樋の修理

長年懸案だった雨樋への合流部の修理をしました。

うちは瓦葺で、万十軒瓦の饅頭部分(=小巴。

「こどもえ」と言うそうな)が出っ張っていて、

屋根に沿って斜めに設置した竪樋を、L字に曲げ

て軒樋に落す部分が、丁度、この饅頭に掛かるの

で、元々、竪樋の吐水口直径の1/3位が軒樋の

幅から食み出て居るのを投げ板でフォローする構

造でしたが、昔の大雪で投げ板が外れた為、雨水

が軒樋に入らず、下に駄々洩れとなっています。

一度、投げ板を付け直したのですが、又取れた後

そのままになっていたのでした。

再び屋根の端で作業するのが怖かったので、今回

は、L字の先に回転エルボを付て、食み出ていた

吐水口を曲げました。 L字部分の管が高さ方向

に浮いて不格好ですが、上から見ると口が完全に

軒樋に入ったので、まぁ良しとしましょうか。

今度の雨の日に効果を確かめたいと思います。

投稿者 小内 一明

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